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注文住宅の外壁はどう選ぶ?種類と特徴、色選びのポイントも
家の外観は、外から見た住まいの印象を大きく左右するものです。ここでは外壁材の種類とそれぞれの特徴、耐久性の違いについて解説しながら、色別の印象の違いもまとめていきます。
これから注文住宅を建てることをご検討されている方は、ぜひ参考になさってくださいね。
【目次】
1 4つの外壁から見る特徴と気になる耐久性は?
2 外壁の色で周囲に与える印象は大きく変わる
3 外壁選びで後悔しないためにできること
4つの外壁材から見る特徴と耐久性は?
外壁材と一口に言っても、その種類は実に豊富です。ここではその中から4種類を取り上げ、それぞれの特徴を解説していきます。
■サイディング
サイディングには、セメントをベースに成型した板状の素材を用いる“窯業系サイディング”と、鉄やアルミニウムの板を用いる“金属サイディング”があります。
窯業系の特長はデザインやカラーのバリエーションが豊富な点です。金属は軽量で施工がしやすく、スタイリッシュな外観にしたい場合におすすめの外壁材といえるでしょう。
雨風や紫外線で徐々に劣化するため、窯業系では7~10年、金属では10~15年に一度は再塗装や補修などのメンテナンスをすることが推奨されます。ひと昔前までは耐久性を不安視する声も聞かれましたが、最近は品質も改良され、人気が出てきた外壁材です。
■ガルバリウム
銅板をメッキ加工した外壁です。塩害や酸性雨に弱い点には注意が必要ですが、定期的に水洗いをすれば長持ちします。
スタイリッシュでおしゃれな印象の家に仕上げたいときにおすすめの外壁材です。
■塗り壁
セメントや土、漆喰をコテや刷毛で塗り上げる塗装方法です。自然素材を使うため、塗り壁の家は温かみのある風合いに仕上がります。
劣化しにくいのが特長ですがやや汚れやすく、ヒビ割れが入った場合にはメンテナンスが必要です。
■吹き付け塗装
塗料をスプレーで吹き付ける塗装方法です。立体的で重厚感があり、オリジナリティの高い仕上がりになります。
表面が凸凹のため汚れがつきやすく、スポンジやブラシ、高圧洗浄機などを用いた定期的な洗浄が推奨されます。
熟練された職人の技が必要になる塗装方法でありながら、近年は職人の数が減少傾向にあるため施工業者選びにはやや苦労するかもしれません。
外壁の色で周囲に与える印象は大きく変わる
外壁の定期メンテナンスの周期は、選ぶ外壁材により多少の年数差はあるもののだいたい10~15年が目安です。
外壁の再塗装と合わせて色を変えることもできますが、反対にいえば、そこから10~15年は色を変える機会を失うということも忘れてはいけません。よって、色選びは慎重に行うべきです。
汚れが目立ちにくいのはグレー、周囲と調和しやすいのはベージュ、落ち着いた印象を与えるのは茶色など、まずは“どんなイメージの家を建てたいか”を考えることから始めましょう。
また、外壁と屋根などほかの部分との色の相性も気をつけたいところです。モノトーンはどんな色とも相性がよいほか、モノトーン以外なら同系色でまとめるのが失敗しないコツとなります。
なお、ABC建築工房では黒、白などのモノクロカラーが人気です。
黒い外壁をベースに、部分的に木目調を組み合わせるなどワンポイントアクセントを入れるデザインの提案も行っており、お客さまから好評をいただいています。
外壁選びで後悔しないためにできること
新築を建てるときには、どうしても内装や間取りにこだわる方が多いもの。しかし、外からの印象を大きく変える外壁もじっくり選ぶべきポイントです。
外壁材にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴や耐久性が異なります。まずは外壁材について詳しく知りたいというお客さまは、ぜひ当社までお越しください。
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